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家族葬に喪主は必要なの?
家族葬に喪主は必要なの?
一般的な葬儀では喪主が必要なことは理解できますが、参列者が少ない家族葬にも喪主は必要なのでしょうか?
参列者のお出迎えや挨拶は必要になるケースもあると思うのですが、それ以外に特に喪主を設けてやるべきことはないですよね?
喪主にはお出迎えや挨拶以外にいろいろな役目があります
結論から言えば、家族葬にも喪主は必要です。
喪主は遺族を代表する弔いの責任者なので、葬儀に関するいろいろな決定を行うときに必須な存在です。
お通夜の前まででも喪主が行わなければいけないことはたくさんあります。喪主は、故人の遺志があればそれに従うことになりますが、一般的には故人に一番近い配偶者や家を継ぐ子供などがその役目を果たします。
人が亡くなって医師から死亡診断書を受け取るのも喪主の役目で、家族葬を執り行うなら、お葬式の依頼先を決めるのも喪主となります。家族葬でもいろいろなプランがあるので、その決定を行う人が必要になり、それを行うのも喪主です。
葬儀では安置場所を決めたり、葬儀社といろいろな打ち合わせをしたり、火葬には自治体の火葬許可証が必要となり、死亡届を役所の戸籍課に提出しなければいけません。それらの手続きは葬儀社に代行してもらえますが、その手配は喪主が行います。
菩提寺がある場合はお寺に連絡して、葬儀の日程や戒名について打ち合わせをしなければいけなく、家族葬の参列者を決めるのも連絡するのも喪主の役割なので、実際に作業をしなくても喪主として決定しなければいけないことはたくさんあります。